WEBいろいろ
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1. 各種Webサーバ

まず、Webサーバとは何か?
 WWWシステムにおいて、情報送信を行なうコンピュータ。
また、WWWによる情報送信機能を持ったソフトウェアのことを指します。

 Webサーバは、HTML文書や画像などの情報を蓄積しておき、Webブラウザなど のクライアントソフトウェアの要求に応じて、インターネットなどのネットワークを 通じて、これらの情報を送信する役割を果たします。

 初期のWebサーバは、あらかじめ用意しておいたファイルを送出する機能しか 持っていませんでしたが、最近では機能が増え、要求に応じてプログラムを実行し 結果をクライアントに送信する動的ページ生成の機能や、データベースと連携した トランザクション処理機能などを持つものも登場してきています。

 中でもCGIやSSIなどの拡張機能は歴史が古く、最も一般的に利用されています。 Java言語を利用したJavaサーブレットやJSP、Microsoft社独自の技術である ASPなどを利用したWebサイトも増えてきています。

 Webサーバソフトウェアで最も人気があるのは、全世界のボランティアプログラマ が共同開発しているフリーソフトウェアのApacheで、インターネット上の Webサーバの過半を占めると言われています。
企業内のイントラネットではMicrosoft社のIISの人気が高いみたいです。
1.オブジェクト指向
  • UMLは、オブジェクト指向技術の表記法を標準化したものです。
    ここではオブジェクト指向について説明します。
  
CGI:Common Gateway Interface
  • Webサーバがブラウザからの要求に応じて、プログラムを起動するための 仕組み。
  
SSI:Server Side Include
  • Webサーバにクライアントが接続したとき、HTML文書にサーバ側で何らかの 処理を施してからクライアントに送信する技術。
  
Javaサーブレット:Java Servlet
  • Webサーバ上で実行されるモジュール(部品)化されたJavaプログラム。
     サーブレットを追加することにより、Webサーバの機能を拡張することができる。
    Java言語で記述されているため、特定のOSやハードウェアに依存せず、 サーブレットAPIを実装したあらゆるWebサーバで稼動させることができる。
     CGIなどの他のサーバサイドプログラムと異なり、一度呼び出されるとそのまま メモリに常駐するため、高速な処理が可能である。また、データを永続的に 扱うことができるため、複数のユーザ間で情報を共有することもできる。
  
JSP:Java Server Pages
  •  Java言語を利用してWebサーバで動的にWebページを生成し、クライアントに送信する技術。
     HTMLファイルの中にJavaプログラムを埋め込んでおき、 クライアントの要求に応じてプログラムを実行、処理結果のみをクライアント に送信する。結果は通常のHTML形式になるため、Webブラウザに特殊な 機能を組みこむことなくWebアプリケーションを構築できる。
     Microsoft社のIISの拡張機能ASPに似た技術だが、ASPが(ほぼ)IIS専用なのに 対して、JSPは様々なWebサーバ用の実行環境が用意されており、また、特殊な スクリプト言語を覚えることなく、Java言語をそのまま使えるという利点がある。
  
ASP:Active Server Pages
  •  動的にWebページを生成するWebサーバの拡張機能の一つ。
     通常はWebブラウザに渡されてから処理されるJavaScriptやVBScriptなどで 記述されたスクリプトをサーバ側で処理し、処理結果のみをブラウザに送信する。
     Microsoft社のIISで利用できる。ブラウザからデータを受け取ってファイルに記録 したり、データベースと連携した動的なWebページを作成したりすることができる。
  
Apache:アパッチ
  •  最も人気の高いWebサーバソフトウェアの一つ。
     1995年にNCSA httpd 1.3をベースに開発が始まり、UNIX系OSを中心に幅広い人気を獲得した。
     Apacheはフリーソフトウェアとして無償で公開され、世界中のボランティアの プログラマたちの手によって長年に渡って開発が続けられている。
     もともとNCSA httpdの細かいバグを修正したり新しい機能を追加するための パッチ(patch)集として公開されていたが、途中から単体のWebサーバソフトとして公開された。
  
IIS:Internet Information Services
  •  Microsoft社のインターネットサーバソフトウェア。
      WebサーバやFTPサーバ、SMTPサーバ、限定的なNNTPサービスなど様々なサーバの機能を統合し、 同社のOSであるWindows NT Server/Windows 2000に標準で付属する。
      バージョン4.0からはトランザクションサービスを提供するMTSも付属し、 ASPやCOMを組み合わせて開発された高度なWebアプリケーションを動作させることができる。
      同社の次世代WebアプリケーションアーキテクチャのWindows DNAの中核となる サーバソフトウェアである。
      ちなみに、IISの正式名称はバージョン5.0(Windows 2000付属版)から 「Internet Information Services」になった。
     
     改めてWebサーバを調べてみると色々あります。
     
     
     <次回は「各種Webアプリ」です。>
  
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