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ソースの解説
解説するほどの内容は無いかとは思いますが、一応解説します。
まず、Eclipseにて作成したSampleプロジェクトを開いてください。
「src」->「sample」->「Activator.java」があると思います。
Activator.javaをダブルクリックしてソースを表示して下さい。
1: package sample;
2:
3: import org.osgi.framework.BundleActivator;
4: import org.osgi.framework.BundleContext;
5:
6: public class Activator implements BundleActivator {
7:
8: public void start(BundleContext context) throws Exception {
9: System.out.println("Sample Bundle Start.");
10: }
11:
12: public void stop(BundleContext context) throws Exception {
13: System.out.println("Sample Bundle Stop.");
14: }
15: }
※実際はコメントが記載されていると思いますが、省略しています。
バンドルとして動作させるためには、BundleActivatorというクラスを実装する
必要があります(6行目)。
BundleActivatorはインタフェースであり、start()とstop()を実装する必要が
あります(8,12行目)。
start()はバンドルが開始された際に呼び出されるメソッドです。
stop()はバンドルが停止された際に呼び出されるメソッドです。
start()とstop()の処理としては、標準出力に文字列を表示するという、
単純な処理となっています。
start()の処理内容を変更し、色々試してみてください。
OSGiコマンド
OSGiコマンドといっても、コンソール画面で使用できるコマンドのことを指します。
コマンドで良く使用するのは以下のコマンドとなります。
start IDまたはシンボル名で指定されたバンドルを起動。
stop IDまたはシンボル名で指定されたバンドルを停止。
install URLで指定されたバンドルを追加。
uninstall IDまたはURLで指定されたバンドルを除去。
update URLで指定されたバンドルを更新。
ss 登録されているバンドルのリストを表示。
Sampleバンドルを実行し、コンソール画面でコマンドを実行してみてください。
上記のコマンドは一例のため、全コマンドを知りたい方は、コンソールにて
「help」と入力してみてください。
英語ですが、使用可能なコマンド一覧と説明が表示されます。
全4回でOSGiの基礎を学んできましたが、今回で終了となります。
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