OSGi入門
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3. OSGi入門3

バンドルの作成

  •  Eclipseでバンドルを作成する場合、プラグインプロジェクトとして作成する。


     メニューの「ファイル」->「新規」->「その他」より、プラグイン・プロジェクトを
     選択する。
     プロジェクト作成


     プロジェクト名を入力し(今回はSample)、ターゲットプラットフォームを
     OSGiフレームワークとし、Equinoxを選択する。
     プロジェクト


     MANIFEST.MFに設定される各種設定を入力する。
     デフォルトで値が設定されているため、そのままでも問題無い。
     プロパティ設定


     テンプレートを選択する。(今回は「Hello OSGi バンドル」を使用)
     テンプレートを使用しない場合、チェックボックスを解除する。
     テンプレート設定


     「Hello OSGi バンドル」のテンプレートを選択した場合、バンドルの
     開始時、停止時のメッセージを入力する。
     デフォルトで値が入力されていますが、今回は以下のように変更しています。
     メッセージ設定


     完了ボタンを押下すると、プロジェクトが作成されます。
     初期画面として、MANIFEST.MFの編集画面が表示されます。

     MANIFEST.MFの編集はデフォルトのエディタもしくは、テキストエディタで
     行います。


    バンドルの実行
     バンドルを実行する場合、Sampleプロジェクトを選択している状態にて、
     メニューの「実行」->「実行構成」を選択します。
     実行構成


     実行構成の画面にて、メニューの「OSGiフレームワーク」をダブルクリックし、
     詳細の画面を表示させます。
     実行構成


     詳細の画面にて、「名前(N):」を任意の名前に変更します。(今回はSample)
     また、ターゲットプラットフォームのチェックボックスにチェックがついていますが、
     Sampleでは使わないためチェックを外してください。
     実行構成(詳細)


     実行ボタンを押下すると、コンソール画面に開始時メッセージが表示されます。
     次回説明しますが、コンソールにて「ss」コマンドを入力すると、現在のバンドル
     の情報が表示されます。
     「stop 2」コマンドで、Sampleバンドルを停止すると、停止時メッセージが
     表示されます。
     実行結果)

     以上で、バンドルの実行は終了です。
     次回は、ソースの解説とコンソールでのOSGiコマンドを説明します。


    <次回は「OSGi入門4」です。>
  
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